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文京区にある六義園、毎年開催される紅葉のライトアップイベントが素晴らしい!
◆秋といえば紅葉
秋になると、様々な木々が色付いて、ギラギラとした真夏の景色が一変し、世界が少し落ち着いてきます。
気温も下がってくるので、過ごしやすくもなり、お散歩やお出かけが楽しみになる季節です。
銀杏の葉は黄色くなり、モミジは赤く染まって、桜の葉は黄土色になります。
賑やかな街並みに、少し落ち着きのような雰囲気が満ち、深呼吸する時間が欲しくなってきます。
◆都内の穴場スポット、六義園
紅葉の季節になると、色付いた木々の様子を見に、様々な場所へ出かけると思います。
その中でも、文京区にある六義園は、色々な植物が植えられている公園で、秋になれば美しい紅葉が見られる場所でとても有名です。
紅葉がピークに達する頃の、11月半ばから12月の上旬まで、夜になると、紅葉がライトアップされるイベントが開催されます。
それを毎年楽しみにしている人が、実はたくさんいるのです。
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◆六義園ってどんな公園で、どんな植物が植えてあるの?
六義園は、今では一般の人でも入れる公園となっていますが、もとは、小石川後楽園とともに、江戸の二大庭園に数えられていたほど。
五代将軍・徳川綱吉が自身の下屋敷に造らせた日本庭園なのです。
『古今和歌集』にある和歌の内容が庭園に再現されるよう造園された日本庭園で、のちに、三菱創設者である岩崎弥太郎氏の所有となり、それが寄付されて一般公開されるようになった、由緒ある公園です。
春になれば、しだれ桜や染井吉野が咲き、夏は紫陽花や紫式部、秋はハゼやモミジ、冬はロウバイや梅が美しく、一年中楽しめる公園です。
中央には大きな池があり、その側には小さな山があります。男性と女性を象徴する山が2つあり、そこを登って日本庭園を一望することができます。
橋があったり、くねった道を通る側には必ず、四季を彩る植物と巡り会えるので、ゆっくり時間をかけてお散歩しながら俳句を詠む、写真を撮る、絵を描く。。。そんな人も見かけるほどです。
お茶屋さんや休憩所もあるので、少し疲れた足を休ませることもできます。
お茶屋さんでは、抹茶と練り菓子が頂けます。池や庭園を望みながら頂く暖かい抹茶と和菓子は、素晴らしいです。

◆普段の公園と、ライトアップされた公園、何が違うの?
普段は、午前9:00から夕方の17:00までが開園時間です。通常は、明るい時間帯の公園内しか見られません。
なので、秋の紅葉に太陽の光が当たる様子が楽しめて、それはそれでとても美しく、日本庭園での穏やかな時間が過ごせます。
ただ、11月半ばから12月の上旬までは、通常の時間帯とともに、日没から夜の21:00まで公園は一般公開されます。
それは、色付いた木々にライトを当てて、紅葉の別の楽しみを私たちに見せてくれるためなのです。
昼間に見る紅葉した木々は、空の色や景色と合わさって見える姿ですが、夜の紅葉はまた違う側面があるといことを、このライトアップイベントでわかるようになります。
昼間の紅葉の景色が、乾いた空気と落ち着きのある時間を与えてくれるとしたら、夜のライトアップでは、紅葉の景色から、少し湿り気のある幻想的な絵画に潜り込んだような時間を味合わせてくれるのです。
暗闇の中でライトアップされる紅葉は、とても幻想的。
特に、ライトアップされた紅葉の姿が、公園内の池に反射して映る景色は、まるで絵画のようです。
お茶屋さんで抹茶と和菓子を頂きつつ、静かな夜の絵画を鑑賞するような時間となり、それはまるで夜の美術館に足を踏み入れたようで、不思議な魅力に満ちています。

◆ぜひ、夜の六義園に行って、ライトアップイベントを楽しんで欲しい!
近頃は、桜の季節に、ライトアップされるイベントがあったり、冬になれば街並みがキラキラとしたイルミネーションでライトアップされるようになりました。
六義園では、秋の紅葉を別の見方で楽しむためのライトアップイベントが催され、毎年それをたくさんの人が楽しみにして訪れます。
紅葉の景色が、夜になればまた別の姿を見せてくれる。
そんな幻想的な空間を演出してくれる六義園に、ぜひみなさんも行って味わって欲しいと思います。
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