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進撃の巨人の魅力と巨人の謎
進撃の巨人はパニックファンタジーとして多くのファンに愛されている作品で、今では小説や漫画のみならずアニメやゲーム等様々なメディア媒体に登場しています。別冊少年マガジンで2009年10月号から連載が開始され、単行本は現在27巻まで発行されておりまだまだストーリーが展開中です。
内容は人間界に突如出現した巨人という圧倒的な力を持つ存在に、主人公のエレンがリヴァイ兵長を初めとする仲間と共に立ち向かうというものになっています。
本作に登場する巨人は小さなものでも5m級で、大きなものだと60m超級という高層ビルの高さぐらいの巨人も存在します。脅威になるのは大きさだけではなく例えばこの60m超級の超大型巨人の場合だと、身体を燃焼させたりする等個体によってそれぞれ能力があります。
物語は超大型巨人が人間の拠点である場所の壁を破壊し、多数の巨人が壁の内側に侵入することから始まります。こうした圧倒的な力を持つ巨人にちっぽけな人間が剣や銃・ワイヤー等を使い、必死に巨人と戦うシーンは迫力満点です。
また巨人達の顔も一体一体特徴があり、老人や若い女性等バリエーション豊かな個体が立ちはだかることになります。逃げ惑う人達を追い掛け簡単に食べてしまうシーンが作中何度も出ますが、その際に巨人達が見せる表情は人間の暗い部分を示しているかのようです。
作品を見た当初は宇宙人的存在で人間界とは何ら関わりのないものだと思っていました。ところがストーリーが進むにつれ主人公達に敵対した女型(めがた)の巨人に人間側兵士の一人であるアニが乗っていたりと謎が多くなります。
特に主人公が自傷行為をするか明確な目的があれば、自身の身体の傷口から巨人の身体を作ることが出来るという驚愕の事実も判明します。こうなると何らかの形で巨人のほうから人間に関わっているか、または人間界に元々そうした能力があったのかと想像力を掻き立てられます。
本作は普通のファンタジー作品にも見えますが、作品の裏には人間と巨人とを結ぶ何か大きな陰謀やドラマが隠されているのかもしれません。
リヴァイ兵長の強さと優しさ
人間側で最強の兵士として知られているのは調査兵団のリヴァイアッカーマンで、刀身を飛び道具にしたり回転して敵を切り刻む等高度な戦闘技術を持っています。彼の戦闘スタイルは正規の訓練のものではない為、そのことからも元々兵士としての能力が高かったことが分かります。
長い間無法な世界で生きてきたので冷たく無愛想な面はありますが、どんな強大な敵にも臆することなく立ち向かう勇敢さと仲間思いな面も同時に有しています。
例えば主人公には当初は厳しく接しますが拐われた時は奪還に向けて動いたり、彼の力を上手く引き出す手助けをする優しさを見せます。この為リヴァイ兵長の強さや性格に惹かれる人も少なくなく、登場人物の中では根強い人気があります。
因みに体格については身長が低く大柄とは言えないことから、見た目からは人類最強とは判断しにくいかもしれません。
進撃の巨人の全体を通しての感想
か弱い人間が突如襲来した巨人という脅威に仲間と共に必死になって立ち向かい、多くの仲間を失いながらも華麗な技で打ち倒していく場面は見て損はないと思います。本作は巨人との戦闘も迫力満点ですが思想が違う人間通しでの掛け合いも魅力の一つです。
危機的状況であってもそれぞれが育った環境や立場の違いから対立することもあり、作品を見たことで人間の良い部分と悪い部分が見えました。こうした複雑な人間ドラマも本作には欠かせない要素で、個性豊かな人物達が登場することで今後の展開が楽しみな作品でもあります。
原作の展開も気になりますが、その前にアニメでまとめて振り返っておくことをオススメします。アニメも力が入っているので非常に丁寧で細かく描写されているので、漫画を読むより内容が入ってきやすいです。Huluなら2週間無料トライアルがありますので、この機会にまとめてみてください。
※紹介している作品は、2019年1月27日時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
またいい作品がありましたらシェアしていきたいと思います。
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