ネタバレ注意!「獣になれない私たち」を最終回まで視聴した感想!どんな人に見てほしいドラマなのか?

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「獣になれない私たち」を最終回まで視聴した感想!どんな人に見てほしいドラマなのか?

 

「獣になれない私たち」というドラマ・・・・つい先日、最終回を迎えた「獣になれない私たち」、あまり視聴率は伸びなかったようですが、わたしにはかなりクリーンヒットな作品でした。

 

元々松田龍平さんが好きなこともあり興味を持ったドラマでしたが、新垣結衣さんと「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家、野木亜紀子さんの再タッグということで、これは観るしかないだろうと、放送前からわくわくが止まらなかったことを覚えています。

 

ストーリーは、深海 晶(新垣結衣)と根元 恒星(松田龍平)が、お互いがいきつけにしているクラフトビールバー「5tap」で知り合ったことをきっかけに始まります。

 

2人を取り巻く環境や、晶の恋人である京谷(田中圭)や恒星の恋人である呉羽(菊地凛子)との関係など、思っていることが言えない、思い通りに動くことが出来ない、そんな獣になれない大人達をリアルに描いている作品です。

 

主人公達の心の描写がかなりリアルなので、アンリアルな恋愛ドラマとは少し違った「獣になれない大人のドラマ」という新しいジャンルになっているのではないでしょうか。

 

獣になれない私たちが、少しずつ獣になっていく面白さ

 

「獣になれない私たち」の最大の魅力は、大人だからこそドラマチックな展開には出来ない、もどかしいぐらいにゆっくりと進むストーリーだと思います。

 

進むスピードはゆっくりだけど、彼らの中では確実に関係性や価値観が変化していて、視聴者も巻き込まれるように成長していく展開は、さすが野木亜紀子さんだなという感じです。

 

ずっと本音が言えないまま、流されるように京谷と付き合っていた晶が、最終回でははっきりと京谷に自分の意思を伝える姿には感動すら覚えました。

 

このドラマは、伏線の回収もとにかく見事で、わたしが「このドラマめちゃくちゃ面白い!」と確証を得たのは、京谷と呉羽が一夜を共にしたシーンを観たときでした。表面だけを見てしまうと、ありえない!と思ってしまいますが、呉羽には彼女なりの理由があって京谷と寝たのだとわたしは思っています。

 

ドラマの中ではあまり詳しく描かれていませんでしたが、おそらく呉羽は、京谷と晶の関係を壊す爆弾を落としたかったのでしょう。

 

そして、確かにその爆弾をきっかけにして、晶と京谷の関係は大きく変わりました。また、呉羽が恒星を選ばずに橘 カイジ(飯尾和樹)と電撃結婚をしたことも、呉羽は獣になれているから?と思っていましたが、答えは全く違うものでした。

 

呉羽は、一緒にいるのは楽しいけど大事なことを話せない恒星を選ばずに、精神的に寄り添い合えるカイジを選んだのです。それは、大人だからこその、その場だけの感情に流されず、人生を見据えた上での決断でした。

 

このように、主人公達の行動と、彼らをそうさせてしまうまでの心の動きが「獣になれない私たち」ではとても丁寧に描かれているのです。

 

恋愛ドラマというには少しドラマチックさに欠けるけど、本来の恋愛とはこういうものだよなぁと、自分も5tapにいるような気持ちになるぐらい感情移入をしながら観てしまう作品でした。(実際に、このドラマを観るときはビールを飲むようにしていました。)

 

最終回で、5tapの2周年イベントでナインテイルドキャッツを飲まず、2人でナインテイルドキャッツを飲みに行って、お互いの人生の2周目を乾杯するあたりも、伏線を回収しまくりで感動しました。

 

獣になれない私たちの、同じ人種だからこそ分かる咆哮

 

もう1つ、わたしはこのドラマでとても楽しみにしていたことがあって、それは毎回心を揺さぶられる名言を聞けることでした。

 

特に印象的だったのは、晶と京谷の元カノである長門 朱里(黒木華)の会話のやり取りで、朱里の「ずっと1人で生きていくの?」という質問に対する晶の回答です。

 

「1つ1つ(の関係)を大事にしていったら、生きていけるんじゃないかな?1人じゃないんじゃないかな」という晶の答えを聞いて、わたしは心の中で何かがスッと腑に落ちたような感覚に陥りました。というのも、どちらかというとわたしも晶のような考え方なので、恋人を作らなければいけない、結婚しなければいけない、といった社会の風潮を受け入れられていなかったからだと思います。

 

恒星と京谷が5tapで繰り広げていた会話の中で、「性別関係なく人間同士でいられる相手がいるとしたら、貴重じゃないですか?」という恒星が秘かに抱いている晶への思いも、とても素敵だと思いました。それはおそらく、呉羽とカイジもそういう関係であって、恋人には異性以上の魅力が必要だと改めて感じさせられたセリフでした。

 

また、最終回でナインテイルドキャッツを2人で飲む前の晶と恒星のやり取りも本当に見事で、ビールと人生を掛け合わせた会話は、どちらかが喋るたびに、「なるほど!」と言ってしまいそうなぐらいでした。

 

獣になれない私たちを観て、獣になりたいと私も思う

 

ドラマチックな展開やときめきを求めてしまうと、確かに物足りなく感じる作品かもしれませんが、「獣になれない私たち」は、かなりリアルな恋愛ドラマだなとわたしは思います。 共感する描写やセリフが数え切れないぐらいに詰まっていて、1分1秒もよそ見をするのが勿体無いと思える作品でした。

 

毎秒セリフを聞き逃さないように耳をすませて、聞こえなかったら巻き戻しをして、登場人物達に感情移入をすることがとても楽しかったです。

 

普段は波風を立てまいと、無意識に笑顔を振りまいているわたしですが、この作品を観てからは、少しぐらい獣になってやろうかなと思いました。

 

俳優陣の演技力だけを見てもとても素晴らしいし、脚本も最高に面白いので、現代に生きづらさを感じている若者達に、是非観て欲しい作品です。

 

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また面白い作品があったらシェアしていきたいと思います。

 

それではまた

 

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