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誕生日に関する雑学
1、年をとるのは誕生日の前日
「誕生日おめでとう。いくつになったの?」「今日で〇歳だよ。」
誕生日によくある会話なのですが、ちょっと待ってください。実は年をとるのは誕生日の前日なんです。
年齢は『年齢計算に関する法律』と民法第143条に記載があります。
法律によると年齢は誕生日の前日の午後12時(24時)にとると決められているのです。
確かに誕生日というのは、生まれてから366日目なので、誕生日の前日の終わりに年をとると言われても納得な話です。
でもこれが中々に厄介な状況を生み出してしまうのです。
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2、1日生まれの人は誕生日の前月に年をとる
誕生日の前日に年をとる為に、1日生まれの人、例えば10月1日生まれの人は前月の9月30日に年をとることになっています。
このことが色々な影響をおよぼします。
一番大きな影響は、4月1日生まれの人です。
4月1日生まれの人は、3月31日に年をとります。そうなると、4月1日生まれの人までが早生まれになり、4月2日の人から学年が変わることになります。これは知らない人が多いのではないでしょうか。
会社を定年退職するときも、1日生まれの人は、誕生日の前月に定年を迎えることになります。
40歳になると納付しなければならない介護保険料も、1日生まれだと誕生月の前月から納付することになります。
なんだか1日生まれだと損な気がしてきます。
参考までに、会社の定年退職については、会社によって誕生日の属する月末と定められているところもありますので、その場合は誕生月が定年退職となります。
3、選挙権はいつから
選挙権が満20歳以上から満18歳以上に変更となり、話題となりましたが、いつの時点での満18歳以上なのでしょう。
実は投票日の時点での年齢が基準となっているのです。つまり、投票日に18歳であれば良いので、投票日の翌日が18歳の誕生日という人までが、選挙権をもつことになります。
もっとも、細かいことをいえば、満18歳になるのは、投票日の午後12時なので、選挙権がないのではと思うのですが、満18歳以上というのは当日18歳になるまでの人を含むという見解ですのでOKなようです。
『以上』『未満』『達する』『超える』といった表現の難しいところです。ただし、18歳になるまでは選挙権が発生しない為、期日前投票はできません。
わずかな差で選挙権の有無が決まってしまうのは、なんだか不公平に感じますが、あまり話題にならないのは、選挙権に対し有難味がないからでしょう。
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