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春だけじゃない。秋も草花に癒される季節
強い日差しもやわらげば、自然と外へ散策しに出かけたくなるもの。秋になると、空気も乾燥して過ごしやすくなるので、お出かけが楽しみになります。
9月のお彼岸には、赤い彼岸花が咲き、その頃から徐々に、暑さが消えて秋になる。
木々も紅葉し始めるので、世界がなんとなく、落ち着いた雰囲気に模様替えされ、その景色を見て歩く人が街に増えてきます。
うだるような暑い日差しが続いた夏に比べ秋は、街を歩けば、道端に咲く草花にも視線を向ける余裕が出てきます。
木陰に咲く彼岸花や風で揺れるコスモスに気づいたり、金木犀の香りがふわっと誘ってくるのを感じられるようになるはずです。
草花といえば、秋というより春?!
そうは言っても、やはり一般的には、春の方が、草花のイメージが定着されているもの。
春は、桜が咲き乱れ、それを待ちわびるように、街中に人が溢れる。
ブルーシートを敷いてお酒などを楽しむことが恒例であるように、長い冬から解放された人々が、色とりどりの花を鑑賞して楽しみます。
春の七草も有名で、1月7日になると、スーパーに並ぶ七草を使ってお粥を作る。
それを食べることが無病息災となるという習慣が定着している。
やはり春の方が、長く続いた寒さから解放されるイメージと、雪が溶け、その隙間から現れる草花に対して、癒しのようなものを感じ取ることが多いようです。
でも、秋の草花にだって、癒されることはできるし、秋にも秋の花を鑑賞するイベントが実はたくさんあるんです。

春の七草は元は、秋の七草だってこと知っていますか?
春にある七草は、元は、秋の七草からきてることを知っている人が少ないようで、やはりそこからも春の方が、草花のイメージが強いことが感じ取れます。
でも昔は、秋になれば野原を散策し、草花を鑑賞しながら短歌や俳句を詠むことが習慣で、そこから秋の七草というものが生まれたわけです。
現在のように七草を食することはなく、七草は元々は鑑賞するもので、それが現在の春の七草を食す習慣へと変わっていきました。
秋の七草は、オミナエシ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズにハギ。
どれも、とても可愛らしい野花です。
お月見では、ススキやオミナエシなどを添えて飾る人も多いように、あまり知られてはいないものの、自然と秋の七草を愛で、楽しんでいたりするのです。

野花だけではなく、花の女王であるバラも、秋には鑑賞されています
また秋には、野花だけではなく、秋バラを鑑賞して楽しむ人が、実はたくさんいます。
バラは、春、夏、秋と、大きく分けて3回、楽しむ季節が訪れます。
それぞれの季節によって違った楽しみ方があるようで、特に秋のバラは、そのバラの特徴がしっかりと出やすくなるので、1つ1つのバラをじっくり鑑賞するのに適した季節なのです。
秋は、気温が徐々に下がる季節。なので、秋のバラは長持ちします。
長い時間咲いているため、バラ本来の色や模様がしっかり出やすく、香りも春バラよりも濃いと言われています。
そんな秋バラを鑑賞できるようにと、各地では、秋にバラのイベントを催すところもあり、バラ好きは毎年それを楽しみにしているほどなのです。
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秋は、ゆっくり歩ける季節。普段見ないところに目を向けて、草花を楽しもう!
このように、野花からバラまで、様々な草花が楽しめる季節である秋。
過ごしやすくなって、気持ちにも少し余裕が出てくる頃なので、普段はあまり見ないところに視線を向けてみるのも良いかと思います。
秋の草花を気にかけるようになれば自然と、視線を道の片隅に向ける余裕がでてくるはず。
秋の可憐な草花に、きっと癒されるはずです。
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