Sponsored Links

モルディブ個人旅行で、ジンベイザメと一緒に泳いで来た!
モルディブ、というとセレブのリゾート、もしくはハネムーンの聖地というイメージです。
1島1リゾート。しかし、貧乏学生でも、バックパッカーでも、お金をかけずに行けるようになりました。
今回は成田からスリランカ航空を使い、モルディブへジンベイザメに会いに行ってきました。
まず、リゾートに泊まらないという選択肢
前述のように、モルディブは環礁と呼ばれる数珠や首かざりのように点在している1200ほどの小さい島々のうち、200島前後のリゾートが点在しています。
一つの島は一周が徒歩数十分程度。
以前は、外国人旅行者はリゾートに泊まらなければならず、地元の人々が住む島には、観光ツアーなどでしか訪問出来ませんでした。
しかし数年前から法律が変わり、地元の島にゲストハウスが作れるようになったのです。
今回は、そのゲストハウスに泊まることに。ゲストハウスに泊まるメリットは、何と言っても安い!
そして全てのゲストハウスが数年以内に出来たばかりで新しい、そしてリゾートにいると見られない、モルディブ人の生活の様子が垣間見れます。
今回は、首都マーレから少し南の、ジンベイザメの見られるアリ環礁南部を目指しました。
アリ環礁の島、マーミギリへ
首都マーレ(正確には空港のあるフルレ島)から、国内線で20分ほどのマーミギリ島へ。
国内線が片道105USドルに対し、極限まで節約したい場合、モルディブ人の交通手段・ドーニだとたったの400円くらいです。
でもドーニ、硬いベンチシートで片道7時間船に揺られ、しかも週2便しかない。
他にスピードボートや夜行フェリーも週1-2便ありますが、雨季に差し掛かりかなりの高波大荒れだったので、迷わず国内線でひとっ飛び。
おかげで美しい環礁が空から見えました。窓際をリクエストして正解。
あっという間に小さな空港に到着すると、先ほど予約したゲストハウスの人がお迎えに来てくれていました、バイクで!
預けた荷物は何処から…。と思ったら、ゲストハウスに泊まる人は殆ど居ないらしく、周辺のリゾート島へ運ぶべく、大型バンで桟橋に運ばれていくところでした。危ない。
ゲストハウスにチェックインするも、この大荒れのコンディションのせいで、もう数日ジンベイザメツアーは中止というショッキングなニュースが。
しかしせっかく念願のジンベイザメに会いに来たので、簡単には諦められません。お天気が変わりやすいモルディブ、会えるまで待ちましょう!
Sponsored Links
マーミギリ島の様子
とにかく先ずは島を散策、と思ったら、ゲストハウスの人が案内してくれるとのこと。
バイクに2人乗り、ノーヘルメットです。空港のある島といえど、一周が1時間くらいのマーミギリ。
まず、道路は舗装されていません。唯一舗装されてるのは滑走路。島人の移動手段もバイクか自転車か徒歩です。
あ、ちなみにモルディブは100%イスラム教なので、リゾートではない、地元の島では特に注意が必要。
女性は肩や膝が隠れる服装を心がけたり、お酒は一滴も飲めなかったり、お祈りの時間はお店が全て閉まっていたり、モルディブはモルディブの常識があります。
島のメインストリート、ゲストハウスの宿泊者がビキニで利用できる専用ビーチ、wifiのあるレストランなどを教えてもらいました。
とはいえ外国人はまだまだ珍しいらしく、かなり視線を感じる…。挨拶してくれる気さくな人もいたり、好奇心旺盛な子ども達もたくさん。
ディベヒ語が出来なくても、英語でコミュニケーション取れます。
ただ、地元の島はモルディブ人だけでなく、出稼ぎのバングラディシュ人も一定数おり、ゲストハウスのハウスキーピングのおじさんなどはあんまり通じませんでした。

ジンベイザメツアーに挑戦
翌日は天気予報通りの暴風雨。その翌日は、やっと波も落ち着いたようで、やっと催行されることに!待ってました。
別のゲストハウスのお客さんと2人だけでボートを出してもらったので、追加で10ドル払っていざ!
桟橋まではまたまたバイクで送ってもらいます。落ち着いたとは言え、まだうねりは桟橋からも見え、酔い止め飲まなかったことを早くも後悔。
小さいスピードボートで、いざジンベイポイントへ。
マーミギリからはボートで20分ほど、他のツーリストボートがすでに4隻ほどおり、期待が高まります。
ここでのスタイルは、ボートキャプテンがジンベイザメを探し、見つけたら接近してジャンプ!飛び降りたら速攻でジンベイザメをシュノーケリングで追いかける。
深くに潜ってしまったらいったんボートに引き揚げる。またジンベイザメを見つけたらジャンプ!といった感じです。
会えた!ジンベイザメと一緒に泳げた!ただただ感動
結果的に、一匹だけ見ることが出来ました!もう感動です。
私はもともとウォータースポーツのインストラクターや、シュノーケリングガイドをしていたので、他の方の何倍も楽しめたかも。
と、いうのは、ジンベイザメも野生です、泳いでます。それを追いかけるのは意外に疲れます。
また、素潜りが出来ると目と鼻の先まで近づいたり、一緒にセルフィーを撮ったり、深くまでおいかけたりできます。
同乗していた方はシュノーケリングに不慣れだったため、ボートから降りるのにも手間取ってしまい、結局見れなかったらしいです。ただただ残念。
その後もしばらくサーチしましたが、この日は一匹だけ。その後近場のポイントでサカナたちとのシュノーケリングを楽しんでマーミギリに戻りました。
この日は金曜日で、クルーも大事なお祈りの時間までに戻らなければいけなかったのです。
私はもともとダイビングが大好きで、今までにも色々なサメやマンタ、トビエイにウミガメと出会って来ましたが、ジンベイザメは本当にでかい、別格です。
ちょっと船酔いもしたけれど、会えて本当に良かった!

マーミギリはモルディブの穴場だった
モルディブと一言に言っても、いろんな環礁があり、いろんなリゾートがどんどん出来て、どこにしようか迷うと思います。
でも、節約してモルディブを楽しみたいという方に、ゲストハウス泊は(酒好きな人以外)オススメです。
素朴なモルディブ人の島ステイを味わえます。
また、マンタやイルカ、ウミガメはモルディブの他のエリアでも出会えても、ジンベイザメに高確率で出会える場所は限られています。
まだまだ日本人には一般化していないマーミギリのゲストハウス、是非選択肢に加えて下さい!
Sponsored Links