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賃貸不動産の実際にあったウソのような本当の話をご紹介します
ウソのような本当にあったお話を1つさせていただきます
「どういう事ですか?!2年前に紹介してもらったマンションを今退去立会いしてきたのですが、退去費用36万円も余分に請求されてしまいましたよ!!どうしてくれるんですか?」
ある日すごい剣幕でお店に飛び込んできたのは、2年前に確かに私がマンションを仲介して入居したAさん(借主)でした。
このAさんは物腰のやわらかい普通のサラリーマンで4人家族で2年前にマンションを探しに来ました。
マンションを私の仲介で契約したお客様でまずは落ち着いてもらい、話を聞いてみると私も唖然とする内容ばかりでした。
Aさんの借りたお部屋は、家賃10万円 共益費5,000円 敷金3ヶ月 礼金1ヶ月 築10年の3LDKの間取りに広さ65㎡北側に洋室2室 南側一面にリビングがあり、和室が真ん中にある一般的な人気のある間取りの物件でさきほど大家さんとの退去立会いを済ませてきたという・・・。
そして請求された金額が預けてある敷金とは別に36万円・・・ということは預けてある敷金30万円をプラスするとトータル66万円請求されているということではないか!!
驚きながら見積もりの内容を見てみると、壁紙のクロスから畳、フローリングの張替え、トイレ交換などすべて新品に換えるような見積もりになっており、尚且つその請求を借主のAさんにすべてしているのだ!!
ここのマンションのオーナーは1年前に変わっていて、一切の管理をオーナー自身で行い募集窓口も賃貸不動産会社1社に限定していたので1年前から私の勤めていた会社では扱えない物件になっていたのである。
最近いい評判は聞かないオーナーだったので私も警戒してはいたのであるが・・・。
管理や退去立会いなどしていないとはいえAさんをそのマンションに仲介したのは私ですし、人のいいAさんをここまで怒らせやり場のない怒りを私に持ってきたのだと思い(話を聞いているとAさん自身、仲介会社には責任がない事をうすうす気がついていたが、誰にも相談出来ないので駆け込んできたようだ)
さすがに可愛そうになり、今回ばかりはあるアドバイスとあるモノを渡したのである
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そのアドバイスとは・・・?
私「もう一度大家さんと会ってお話してきたらどうですか?」
Aさん「あの大家さんまったく聞く耳持たないし、また嫌な思いをするのは勘弁です。なんとか助けて下さい」
完全に大家さんのいいなりになる一歩手前である・・・。
私は、自分の仲介したお客様には必ずやっておくように言っておいたある行動を入居当日にしているかどうか確認してみた。
Aさん「あっそれはちゃんとやってありますよ。入居当時にいただいたアドバイス通りに!すぐに用意できますよ!!」
私「そうですか!!でしたら請求金額をチャラにして尚且つ敷金がほとんど戻ってくるように出来ますよ」
Aさん「えっ!!そんな請求金額をチャラにして尚且つ敷金が戻ってくる方法あるの??」
私「ええありますよ!!しかもその方法はAさんにも簡単に出来ますよ!私もこの業界に入ってから3回引越しをしていますが、すべて敷金を取り戻しています。敷金は預けてあるお金ですからね」
Aさん「それはあなたが不動産業者で相手が警戒したり、今後の付き合いを考えて敷金を返しているんじゃないですか?」
私「いいえ、そんなことはありませんよ。契約した時は学生だった時のマンションでも敷金回収していますし、いちいち職業を明かしたりしていません」
Aさん「では、私にも出来るということですか?」
私「ええ、出来ますよ。ただし、この方法はAさんの胸にとどめておいて下さい。企業秘密なので絶対に口外しないでください。お願いしますね。」
実は入居前にAさんが行っていたある行動と今回私の渡したあるものを活用することで驚くほど簡単に敷金は返ってくるのだ。
そしてAさんは次の日に再度大家さんとの立会い時間を作った。
Aさんはどうなったのか?・・・。
1週間後、Aさんは菓子折りを持ってお店にやってきた。
満面の笑みである。
その時点で結果はお分かりだと思います。
結局Aさんは、請求されていた金額をすべてチャラにして当初返ってこないと思っていた敷金もほとんど取り戻せました。
Aさんは大家さんのいいなりで高い退去費用を払わずに済みました。それには入居当日の室内写真撮影と入居前チェックリストがものをいったのです。
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