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神社参拝の作法
神社の入り口の鳥居をくぐる際には必ず端で一礼をしないとなりません。鳥居の中央で一礼してはいけません。
神社は神様が住んでいる家で「お邪魔します」という意味があります。
道の右側を歩くのであれば右足から左側を歩くのであれば左足から鳥居に入り道の真ん中は基本歩きません。神社によっては道の真ん中を歩いても良い神社もあります。
これは、参道の中央は「正中」と言い、神様が歩くための道だからです。神様よりへりくだって歩くために基本端を歩く様にされてます。
なるべく中央を避けて歩けば良いのであって必ず守らなければならないわけではありません。
手水舎は、「ちょうずや」「ちょうずしゃ」「てみずや」「てみずしゃ」など様々な名前で呼ばれていますが、禊の簡易したもので神社へ参拝する人が身を清めるための施設です。
水で体を洗えば洗うほど穢れが取れると考えられてます。
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手水舎の作法ですが以下の通りです
1. 一礼する
2. 右手で柄杓を持ち、水をすくう
3. 左手を洗う(左から役等が入りますので必ず左から洗って下さい。)
4. 柄杓を左手に持ち替える
5. 右手を洗う
6. 柄杓を右手に持ち替える
7. 左手の掌に少量の水をため口を漱ぐ(音は立てない)
8. 左手で口元を隠して水を吐き出す
9. 左手をもう一度洗う
10. 柄杓の首をやや立てるように傾け柄の部分を水で流す
そして拝殿へ行きお賽銭を入れて下さい。
賽とは神様から福を受けたことに対して感謝するという意味がありますから、お賽銭を投げ入れるような入れ方をしてはなりません。手を添えて賽銭箱にそっとお賽銭を入れて下さい。
金額については、「ご縁がありますように」という縁起を担いで5円玉や50円玉を入れる人もいますし、1万円札を入れるような人もいますが、感謝の気持ちがあれば金額は気持で大丈夫です。
一般的に鈴を鳴らすことで「神さまへ呼びかける」という意味のほかに「魔除けや清め」の意味があります。
神様に呼びかける様に1回だけ静かに鳴らさないとなりません。
参拝の仕方は以下の通りです
(二礼二拍手一礼)
一般的な参拝方法は「二礼二拍手一礼」です。
2回おじぎをし、2回手を叩き、もう1回おじぎをします。
出雲大社では、「二礼四拍手一礼」です。
神さまへのお願いは最後の一礼のときに心の中で念じるのが一般的に言われていることです。
が、しかし・・・!
ついつい自分の心願成就を色々とお願いしてしまいますが、「感謝の気持ち」を伝えることこそ大切なことです。
神さまにお願いするのではなく、感謝をお伝えすることが作法です。最後の一礼の時に「自分の氏名・住所」と「感謝の言葉」をお伝えるのも礼儀です。
最後にもう一度、大まかな流れを確認しましょう
1. 鳥居をくぐる時に一礼する
2. 参道は端を歩く(中央は歩かない)
3. 手水舎へ行き手と口を洗う
4. 拝殿へ行きお賽銭を入れる
5. 鈴があれば鳴らす
6. 参拝する(二礼二拍手一礼)
いろいろと作法がありますが、難しく考えず神さまに失礼のないように、大声を出したり、騒いだりしなければ大丈夫です。
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